下川町の住まいを応援。空き家活用・住宅支援の助成制度ガイド
北海道下川町は、豊かな森林に囲まれた「森のまち」として知られ、SDGs未来都市にも選定された先進的な町です。そんな下川町では、移住・定住の促進と慢性的な住宅不足の緩和を目指して、空き家の活用や住まいづくりを後押しする手厚い助成制度を用意しています。
本記事では、これから下川町での暮らしを考えている方や、空き家を所有している方に向けて、主要な2つの助成制度をわかりやすくご紹介します。
1. 空き家対策総合支援事業 ― 空き家を「新しい暮らしの舞台」へ
下川町では、町内に増えつつある空き家を地域資源として活かすため、国の支援事業を活用した「空き家対策総合支援事業」を実施しています。空き家の取得・改修から、老朽化した建物の解体まで、幅広く費用の一部を補助する制度です。
補助の内容
| 補助項目 | 主な条件 | 補助率(上限額) |
|---|---|---|
| 空き家の活用(取得+改修) | 空き家を取得し、かつ100万円以上の改修を行う | 経費の2/3以内(上限500万円) |
| 空き家の解体(除却) | 「特定空き家」の認定を受けること(安全確保・景観維持が目的) | 経費の4/5以内(上限80万円) |
活用・解体いずれも、6ヵ月以上空き家の状態が続いていることが条件です。また、活用については空き家を取得する前に申請が必要となります。最大500万円という手厚い補助は、移住希望者や子育て世帯にとって大きな魅力です。
対象となる方
活用の場合は、次のいずれにも当てはまる方が対象です。
- 町内に定住を希望する方
- 転入後10年以内の方
- 満18歳以下の子どもを扶養する方、または妊娠中の母子を扶養する世帯
解体の場合は、町内に空き家を所有する方が対象です。
注意点
改修・解体工事を行う際は、町に登録された「資格登録事業者」を選ぶ必要があります。また、受付期間は4月から始まっており、申請総額が当初予算額に達した時点で締め切りとなります。検討中の方は、早めの相談がおすすめです。
制度の詳細は、下川町の公式ページをご覧ください。
2. 快適住まいづくり促進事業 ― 木のぬくもりと省エネの家づくり

「森のまち」下川町ならではのユニークな制度が、「快適住まいづくり促進事業」です。新築・改修・中古住宅取得などを幅広く支援するとともに、下川町産のFSC認証木材の利用や省エネ性能の向上を促し、脱炭素社会の実現と地域経済の活性化を同時に目指しています。
主な補助内容
| 対象事業 | 補助率 | 上限額 |
|---|---|---|
| 新築(自宅) | 建築・購入費用の1/20 | 150万円 |
| 住宅改修(自宅・省エネ) | 改修費用の1/5(100万円以上) | 100万円 |
| 中古住宅取得 | 取得価格の1/5 | 150万円 |
| 賃貸住宅改修(省エネ) | 改修費用の1/5 | 75万円 |
| 住宅解体・除却 | 除却費用の1/2 | 50万円 |
| 太陽光発電 | 設置費用の1/6 | 30万円 |
| 木質バイオマス機器設置 | 住宅に30万円以上の木質バイオマス活用機器を設置 | 20万円 |
木材利用・省エネへの加算が充実

この制度の大きな特徴は、地域材や下川町産FSC認証材を使うことで加算が受けられる点です。たとえば、地域材を10立方メートル以上使用すると、1立方メートルあたり5万円(新築で上限100万円)が加算されます。
さらに、高い断熱・気密性能を満たす住宅には省エネ加算があり、町が定める環境負荷ポイントを10ポイント以上満たすと50万円が加算されます。木のぬくもりに包まれた、環境にやさしい住まいづくりを強力に後押ししてくれる制度です。
申請時期にご注意
募集期間は毎月、定期的に設定されています。年度によって日程が変わるため、最新情報を事前に確認しましょう。
制度の詳細は、下川町の公式ページをご覧ください。
お問い合わせ先
住まいの助成制度について、詳しくは下記の窓口までお問い合わせください。
- 補助金に関すること(町民生活課):TEL 01655-4-2511
- 空き家バンク サポートデスク:TEL 01655-5-2770(一般財団法人しもかわ地域振興機構)/メール akiya@shimokawa-life.info
豊かな森に包まれた下川町で、あなたらしい新しい暮らしを始めてみませんか。町のサポートが、その第一歩をしっかりと支えてくれます。