あなたの寄付が動かす、町民の挑戦
この記事では、みなさんの寄付が、町民たちの挑戦にどう活かされているのかをご紹介します。行政の計画だけでは見えにくい、生身の人々の試行錯誤を知っていただくことで、あなたの寄付がどのような未来を支えているのかをお伝えする記事です。
森林とともに生きる町、下川町の現在地
北海道の北部に位置する下川町。名寄市に隣接し、天塩川の清流と広大な山々に抱かれた、林業と農業の町です。
「森林とともに生きる町」として、木を植え、育て、収穫し、無駄なく使い切る循環型林業を半世紀以上にわたり守り続けてきました。日本でいち早く「SDGs未来都市」に選定されたこともあり、外からは先進的な町に見えるかもしれません。
しかし、その実情は、地方都市が共通して抱える重たい課題と隣り合わせです。高齢化が進み、これまでの行政主導の仕組みだけでは、地域の細やかなニーズや、新しい発想による課題解決が追いつかなくなっているのが現実です。
いま、この町で何が起きているのか。そして、それをどう乗り越えようとしているのか。その一つの答えが、今回お伝えする「町民主体の挑戦」にあります。
あなたの寄付が動かす仕組み:町民の挑戦を支える「SDGs課題解決推進事業」
下川町のふるさと納税の使い道の一つである「SDGs未来都市しもかわ推進事業」のなかでも、今回ご紹介する「町民主体によるSDGs課題解決推進事業」は、「自分たちの手でこの町の課題を解決したい」「もっと面白い未来をつくりたい」と声を上げた町民や民間団体の企画・活動に対し、助成金を交付して後押しする仕組みです。
行政の手だけでは拾いきれない地域の困りごとや新しいアイデアに対し、皆さまからいただいた寄付金はこの事業を活用して支援しています。
これから、実際の取組から一部紹介します。
1つ目は:表現する喜びを紡ぐ日々、そして未来へ広がるアートの祭典
子どもたちが表現する機会の減少
少子高齢化が進む下川町では、人口動態がいびつなバランスになりつつあります。子どもたちの数が減少する中で、これまでの画一的な枠組みだけでは、子どもたちが多様な価値観に触れ、自分の頭で考え、表現する機会が十分に確保しづらくなっています。情報はあふれていても、自分の感覚を見つめ直す余裕がない。そんな閉塞感が、地域の小さな隅々に影を落としています。
もし、このまま子どもたちが「鑑賞する側」「消費する側」にとどまり、自分の内側にあるものを表現する経験をしないまま大人になったらどうなるでしょうか。
とんちんかん楽団の目的と日々の取り組み
だからこそいま、地域に根ざした「とんちんかん楽団」の日々の取り組みが大きな意味を持っています。彼らの目的は、情報過多な時代にあっても自分自身の感覚や考え方を深く知り、それを表現することで個を確立し、さらに他人と協力してものごとを成し遂げる力を育むことです。子どもから大人までが互いに感性を育み合える環境を目指しています。

普段の集まりでは、メンバーたちが集まってジャズやゴスペル、ポップスなどの楽器を持ち寄り、実際に音を合わせてセッションを行っています。また、それぞれの日常で感じた思いを持ち寄り、新しい表現やイベントのアイデアを自由に語り合うなど、忙しい日常の中でも「自分を表現し、互いの音や個性を面白がる」という豊かな時間を分かち合う営みを大切に続けています。

そして令和8年には、その日々の活動の延長線上のひとつの形として、ガーデニング・フォレスト フレペを舞台にした「フレペアートフェス」を開催しました。音楽演奏やダンス、ライブドローイングの発表に加え、即興ハンドサイン演奏やアクリル板・木工を使ったワークショップを行い、小学生を中心とした子どもたちも企画段階からチームとして参画します。大人の真剣な営みの中に子どもたちが混ざり、フェスが出来上がるまでのプロセスを共に体験する。あなたの寄付は、こうした「とんちんかん楽団」の日常や、そこから広がる生きた表現の場を支える確かな燃料となっています。

2つ目は:地球と暮らしを再生させる、小さく確かな「つぶつぶ」の挑戦
見過ごされてきた日常の矛盾
地球規模の気候変動や社会情勢の変化が叫ばれる中、地方の小さな町であっても、日々の暮らしや消費のあり方は大きな矛盾を抱えています。便利さと引き換えに大量のゴミが生まれ、食べ物や自然とのつながりが希薄になる。下川町でも、人口減少の波の中で「持続可能な暮らしの営み」をどう維持していくかという現実的な課題に直面しています。
もし、この地球環境や日々の暮らしのあり方を「誰かが何とかしてくれるもの」としてこのまま放置し続けたらどうなるでしょうか。
「つぶつぶつむぎ研究舎」の目的と具体的な活動
だからこそいま、「つぶつぶつむぎ研究舎」の挑戦が始まっています。研究舎の目的は、世界中で問題となっている気候変動や地域の少子高齢化・人口減少などの課題に対し、下川に住むいち町民が日々の暮らしの中で「リジェネラティブ(再生させる)」な活動を楽しみながら実践することです。日々の小さなコト・モノ・想い・微生物といった「つぶつぶ」をつないで新しい動きを生み出し、持続可能で魅力的な地域コミュニティーを創出することを目指しています。

具体的には、以下のような多岐にわたる活動を行っています。
- 月1回以上の定例会議・勉強会: メンバー全員で集まり、持続可能な暮らしや地域での実践について意見を交わし、方向性を協議する。
- リジェネラティブな農や食に係る活動: 無農薬・無肥料や化学肥料を使わない有機栽培の畑を実践する人や場を増やす活動、吉田俊道氏らを招いた講演会やワークショップ・小学校への出前授業の実施、町民による小さな農の実践、そしてそこで得られた余剰作物を地域で循環させるギフト経済の展開。
- 家庭ごみを減らす活動:繰り返し使えるカップ(リユースカップ)「motte」を制作し、町内の店舗の協力を得て実験的に運用を開始。生ごみを減らすコンポスト普及のための勉強会・ワークショップの実施。
- 活動の発信・勉強会の開催: SNSでの発信や、外部講師(レイモンド・エップ氏夫妻、伊沢正名氏、遠藤貴裕氏など)を招いた食・農に関する勉強会・ワークショップの開催。


町民が主体となって試行錯誤を重ねながら、挑戦を続けています。
おわりに:下川町の未来を応援してください
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。下川町では、町民一人ひとりが自分たちの手で未来を面白くしようと、日々さまざまな挑戦を続けています。
返礼品を選ぶだけではなく、「こんな取り組みを応援したい」という想いを込めて、私たちの町に力を貸していただけませんか?これからも、下川町で歩み続ける挑戦者たちへの温かい応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
ふるさと納税で応援する
下川町のふるさと納税は、寄付金の使い道を選べます。この記事の取り組みに関わる使い道はこちらです。
SDGs未来都市しもかわ推進事業
町民が主体となって地域を元気にする企画・活動や、エネルギー自給の取り組みに。下川町は2017年に第1回ジャパンSDGsアワード総理大臣賞を受賞し、2018年にSDGs未来都市に選ばれました。
ふるさと納税で下川町のSDGs未来都市しもかわ推進事業を応援する申込ページで返礼品を選んでお申し込みください。使い道はほかに9つあります(寄付金の使い道をすべて見る)。
下川町にふるさと納税をする
下川町へ直接お申し込みいただけます。寄付金の使い道は10種類から選べます。
- 1返礼品を選ぶ
- 2申込フォームに必要事項を入力する
- 3町から払込書(納付書)が郵送で届く
- 4払込書で支払う
- 5入金確認後、返礼品が届く(2〜4週間程度)
寄付額と内容量つきで一覧できます。複数選んで、まとめて申し込めます。
お電話でも申し込めます
下川町役場 総務企画課が承ります。パンフレットの郵送もご相談ください。
〒098-1206 北海道上川郡下川町幸町 63 番地
E-mail: s-furusato@town.shimokawa.hokkaido.jp
ふるさと納税カタログを見る PDF・約22MB。通信量にご注意ください。
すでにふるさと納税サイトをお使いの方は、 することもできます(7サイト)。